Lähde | オーディオスピーカー (2023)
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オーディオ体験はかつてビジュアルやファッションと密接な関係にあった。レコードはそれがすでにアートであるかのように美しいカバーに包まれ、ターンテーブルの上で回転する様子は視覚的にもユーザーを楽しませた。
Lähdeはフィンランド語で“泉”を意味し、コンクリートで打たれたこのスピーカーはクラシックなレコードプレーヤーの見た目を継承しながら置かれた場所のインテリアを定義するアートピースとしてデザインされた。
コンクリートのボディは厚さ20mmの中空構造で、中〜高音域の音は同軸(co-axial)ドライバーを通して真鍮製のアコースティックレンズに向けて上に放たれることで周囲に広がる。対して方向性の無い低音域の音は楕円形のウーファーにより下に放たれる。ウーファーと同形状のパッシブ・ラジエーターはバスレフポートの役割を果たし、サブウーファーとして箱のサイズは小さいながら高いパフォーマンスを発揮する。
Lähdeはフィンランド語で“泉”を意味し、コンクリートで打たれたこのスピーカーはクラシックなレコードプレーヤーの見た目を継承しながら置かれた場所のインテリアを定義するアートピースとしてデザインされた。
コンクリートのボディは厚さ20mmの中空構造で、中〜高音域の音は同軸(co-axial)ドライバーを通して真鍮製のアコースティックレンズに向けて上に放たれることで周囲に広がる。対して方向性の無い低音域の音は楕円形のウーファーにより下に放たれる。ウーファーと同形状のパッシブ・ラジエーターはバスレフポートの役割を果たし、サブウーファーとして箱のサイズは小さいながら高いパフォーマンスを発揮する。
photo: Henri Vogt